2017/09/19

FXでの向上心は必ずしも稼ぐ力に繋がるとは限りません!むしろ…

 

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FXでは向上心は必ずしもプラスになるわけではありません。その理由は…

この記事で抑えたいポイント

向上心のマイナス部分は止まらない欲にもなるということ

向上心の行きつく先は迷路にもなりえるということ

大切な事は自分のルールを守るということ

 

みなさんはFXにおいて向上心を持っているでしょうか?

 

「決まってますよ!当然持ってます!!」

 

FXを頑張っていこうと始めたあなたはこう答えるのではないでしょうか?

 

世間一般ではこの向上心は素晴らしいものですし人として成長する上で欠かせないものです。

 

しかし!

 

ことFXではこの向上心、一歩間違えればとても危険なものになってしまいます。

 

どういうことかをこれから説明します。

 

向上心の行き着く先

まずFXを始めらいまたは始めている人というのは少なからず経済的な向上心が人よりも大きいはずです。

 

始める理由は十人十色だと思いますが資産を増やしたくて始めたという動機は一致しているのではないでしょうか。

 

当然FXをやる上でもそうとうな意気込みを持って始めますから時間をたくさんつぎ込んで勉強されていることでしょう。

 

ではこれが悪い事なんですか?

 

いえいえ、当然これは素晴らしい事です。

 

まずは自分のルールを作るためにも努力は必要ですから。

 

では一体向上心の何がいけないのでしょうか?

 

実は自分なりのルールが少し見えてきて、結果が出始めた時にこそこの向上心が足をひっぱり、ついにはまた迷宮入りに引き戻してしまうのです!!!

 

具体的にお話すると、

 

コツコツ努力を積み重ねて、

月間200pips、勝率50% 

くらいを安定してとれるようになってきたとします。

 

仮にこれをAさんとしましょう。

 

このAさん、それはそれは真面目な人で何に対しても真剣に取り組んで、向上心の塊のような人です。

 

その性格のおかげでこうして安定した成績になってきました。この時点では「素晴らしい!」のひとことです。

 

向上心の塊のAさん、

「よし次は月間300pips、勝率60%を目指すぞ~!」

当然このように新たな目標に向かって勉強を開始します。

 

その後、さすが、Aさんこの目標も達成です!!

 

そしてさらにAさん、

「よし次は月間500pips、勝率70%を目指すぞ~!」

とさらに意気込みます。

 

お気づきでしょうか?

 

この向上心の行き着く先が…

 

完璧を求め迷宮へ

まず初めに安定してきたころのルールがあるとして、さらなる数字を目指すのであれば何か初めのものに+αされているはずです。(相場とルールがたまたま相性よくて同じルールで成績がよかったものは除きます。)

 

努力家のAさんですから、当然新たな知識も入っているでしょう。

 

努力を惜しまないAさんは最終的には、

月間1000pips、勝率100%

というような数字にいきついてしまいます。(pips数は人それぞれですが…)

 

相場において勝率90%や100%というのは限りなく不可能に近い数字です。

 

少ないトレード回数であれば可能だとは思いますが、何千回何万回というトレードを考えた時にこの数字は非常に難しいものになります。

 

このような限りなく高い勝率を求めてしまうと迷宮入りのスタートです。

 

向上心があるということは、

 

「現在の自分よりももっと成長したい」

 

とも言い換えることができます。

 

それではこの後Aさんは一体どうなってしまったのでしょうか?

 

歯車の狂い始め

Aさんのその後はというと…

 

さすがのAさんは成績を

月間500pips、勝率70%

まで達成してきました。

 

今現在勝っていない人からすれば、

「いやいや十分な数字でしょう!!」

と思うような成績です。

 

始めたころのAさんから考えるとすごい成長です。

 

しかし、こうなった現在のAさんの考えは周りの人の思っていることとは違います。

「まだいける!もう少し頑張ろう!!」

つまり勝っている状況にいる人とそれを周りで見ている人との考えは全く違うものなのです。

 

このあたりからAさんの歯車は少しずつ狂い始めます。

 

次なる目標を定めたAさんはその月を

月間540pips、勝率72%

で終えました。

 

それでも前回よりもアップしているのでよしとすればいいのですがここでAさんはこう考えだします。

 

「あまり成績が伸びていないな。何か足りないのかな~。」

 

だんだんと理想と結果への執着が高い位置にきているのはおわかりでしょう。

 

 

高い勝率に起こりがちな思考

勝率が上がってくると当然負けることが違和感になってきます。

 

これがエスカレートしてくると、

負けられない

に変化してきます。

 

こうなってくるともう迷宮の始まりです。

 

「あれ?なんで負けたんだろう?何かが悪かったのかも…」
「ん~、このやり方だと負けてしまうな…」

 

こうしてAさんの初めの頃の基準だった自分のルールはだんだん変化していっています。

自分でも気づかないうちに…

 

あれじゃダメこれじゃダメがどんどん積み重なってきてついには一番初めに決めたルールが跡形もありません…

 

成績もだんだんと落ち始めてきました。

「やっぱりこのやり方じゃ駄目だったんだ!!!!」

こうしてAさん新しいものを求めてブログや本を読み漁り始めます。

 

聖杯探し

真面目で向上心の塊なのでAさんは諦めるということはしません。

 

何かを見つけ成績が少し出たらまた理想の結果を求めて失敗しての繰り返し…

 

FXでは非常に有名な言葉でもある聖杯探しをいつのまにか始めていたのです…

 

「僕は聖杯探ししていませんよ!何をいっちゃってくれてるんですか!」

という方の中にも実は気づいていないだけの人もいます。

 

Aさんでいいますと、一番初めのルールだけをひたすら繰り返していればよかったのに…という事になります。

 

妥協点と損失の受け入れ

 

これはFXの世界では非常に重要です。

 

もちろん確実な土台が自分の中に存在してそれが不変のものとして身についていて、例外の部分で試行錯誤や変化を見出すのであれば問題はありません。

 

重要なのはその土台となる基準を持っていて自分の基準に対して何があっても揺らがない自信があるのかということです。

 

ほんとに高いレベルを維持できる人はほんの一握りです。

 

今日お話ししたように向上心がマイナス方向に向いてしまうと

歯車は少しずつ、それでも確実に狂っていきます。

そして気づいた時にはもう戻れない状態になっています。

 

最優先は自分のルール

当然そこから初めの頃に軌道修正も出来ますが大変な作業になります。

 

FXの世界では費やした努力や時間や知識と出せる成果に結びつきが少ないのがやっかいなところです。

 

これまでFXを長年やっているのに勝てないという方のお話しを聞くこともよくありますが、それまで貯めた様々な知識が逆に仇となっている場合も多々あります。

 

それとは逆に驚くほど短い時間でコツを掴んで安定した利益を出せる人も存在します。

 

Aさんも勉強を惜しまず色々な知識を身に着けたのに成績が下がってくるというジレンマに陥りました。

 

だからといって知識がいらないといっているのではありません。

 

もちろん知識は素晴らしいですが、それよりも重要なことは、

確率的に優位性がある自分のルールが出来ればそれをひたすらやるだけ、勝率やpips数などに固執する必要はない

ということです。

 

 

FXは誰かとの勝負ではないですよね。

 

自分との闘いなのである程度のレベルで許してあげましょう。

 

ただこれを読んで勘違いしてほしくないのは初めからゆるくいっていいのではないという事です。

土台となる勝ちパターンが出来るまでは自分に厳しくストイックに!それが出来たら自分の持っている向上心は他のことや周りの人に使ってみてはいかがでしょうか。

かなりバランスが難しいですがこれがとても大事だと思います。

 

私もまだまだ自分より成績がいい人の話を聞くと少なからず揺れる部分があるのでしっかりと自分のルールを淡々とこなしていくように注意しています。

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